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このウエブサイトには、第二次世界大戦後に起きた約60万人の日本人のシベリア抑留の悲劇の歴史がまとめられています。抑留された収容所は、実際にはシベリアだけでなく、ソビエトの極東地域をはじめ、ウクライナや北極圏、中央アジアやモンゴルまでに至る広範囲にありました。収容者は厳寒のあまりに急激な変化の中で虐げられ、生きるか死ぬかの日々を強いられました。しかし、この歴史はあまり知られていません。それで、このウエブサイトは、広くこの歴史を世界の人々に知って頂くために、日英両語のバイリンガルサイトとして立ち上げました。
戦争は多くの人々の運命を変えます。心の傷は長い間癒ることはありませんが、歴史の事実に目を向けることにより、苦難に遭った人々の命の尊厳を知ることができます。
この項目では、シベリア抑留の歴史の概略と、私がこのプロジェクトを選択した理由とその意味、そしてプロジェクトの経緯について述べたいと思います。他にも、色々な内容が入っていますので、どうぞ読み進めてみてください。