抑留所所在地

強制抑留所所在地

＊強制抑留所（ラーゲリ）について

ソビエト連邦における強制抑留所（ラーゲリ）は党により反革命罪等の体制に対する罪を犯したと判断された政治犯や重犯罪を犯した者や敵国の捕虜を収容した。過酷な環境下に置く事により体制への恭順の態度を作り出す手段として用いられた。収容者は無償の労働力としても利用された。収容所に送られた日本人は、知的技術的能力が高く、勤勉さも高く評価された。その他、200万ともそれ以上とも言われるドイツ軍捕虜、枢軸国であったイタリア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、フィンランド、大戦書記に併合されたバルト三国・ポーランド東部からも多数の捕虜や政治犯が収容所に送り込まれ、過酷な労働に従事させられた。日本人は体格が小さかったが、他の人種と同じ条件での労働を強いられた事から、多くの死者が出た。