舞鶴引揚記念館内蔵品
京都府舞鶴市、日本海に面する舞鶴港は、昭和20 年(1945年)より昭和33年(1958年)まで約66万人もの引揚者、復員兵を迎え入れました。この記念館は昭和63年(1988年)に舞鶴市民、引き揚げて来られた方々をはじめ、多くの支援を得て開館し、以来「引き揚げ」の史実と平和の尊さを未来に伝える貴重な役割を果たしています。このサイトでは平成26年7月、私の記念館の訪問の際に許可を頂いた映像を、私のサイト全体の内容の補足として提示します。映像のテーマは「シベリア抑留者を待ち続けた家族とその運動」、「念願の帰還風景」の二点です。この映像を通じて、極寒のシベリアでの過酷な毎日を過ごした抑留者一人一人を、毎日日本の内地で不安な気持ちで待つ家族がいた事、そして抑留者の帰還がどれほど待たれていたかが伝わって来ます。