天幕を後にして ルイチキ収容所での過酷労働の結果、500名が僅か126名に減少した。多くの犠牲者の霊を偲びつつ思いを残しウオロシロフ収容所に移動した。苦労の数々の天幕生活を後にして。ただ一つの希望、いつ日本に帰れるのかの夢と希望を胸に抱いて。 昭和21年4月上旬