大草原の真只中 草を刈ったった大平原の中で1000名の隊員が帰還を待つが、ソ連将校の説明によれば、船の不足で先に婦女子、一般邦人を優先し、乗船帰国の予定で、兵隊はしばらくここに待機と宣告される。ウラジオストク近くで一応安心するが、不安は消えない。 昭和20年9月初