休むことままならず 作業中に一寸怠けるのを見付かればソ連兵は、大声を出して追いまくるからやり切れない思い。休みたい念でいっぱいだが休みにしてくれない。リンチを うける者もある。意地悪の警戒兵は機銃をブッ放して日本人を威嚇する。休むことも実際ままならない。強制労働に従うものの悲しさ。 昭和20年10月